2010年03月04日
博物館企画展 「造礁サンゴ‐楽園をつくった偉大な建築家‐」
[会場]沖縄県立博物館・美術館 3階 博物館企画展示室
[会期]平成22年2月5日(金)〜3月14日(日)
[観覧料]一般300円(240円)、高大200円(160円)、小中100円(80円)
※カッコ内は20人以上の団体料金
■展示解説会
日時:2月13日(土)、3月6日(土)14:00〜15:00
講師:田中聡(当館学芸員)
定員:20名程度(当日先着、9:00〜企画展会場入り口で受付)
※展示会の入場券が必要
■サンゴ染め体験教室 NEW
サンゴの骨格を使い、サンゴ染めに挑戦。
色鮮やかなオリジナルハンカチやTシャツを作ってみませんか?
日時:3月7日(日)・14日(日)13時〜17時(受付13時〜16時)
会場:当館正面玄関外
対象:小さいお子さん〜大人まで(小学生以下は保護者同伴)
*定員特になし。但し、一度の受け入れは8名まで。随時、受付します。
所要時間:15分〜1時間程度
参加費:1,000円〜3,000円(材料費込み)
(ハンカチ1,000円、大人用Tシャツ・エプロン・エコバック・風呂敷・タペストリー3,000円)
主催:沖縄県立博物館・美術館 指定管理者文化の杜共同企業体
協力:首里琉染
※博物館友の会・美術館happ・年間パスポート会員は、会員証の提示で1割引きになります
主催:沖縄県立博物館・美術館 指定管理者文化の杜共同企業体
協力:首里琉染
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エメラルドグリーンの美しいサンゴ礁の海は、私たちをすがすがしい気分にさせてくれます。また、一度でもサンゴ礁の海に潜ったことのある人は、透明できれいな水に強い印象を受けたことでしょう。
サンゴ礁をとりまく海水が透明なのは、じつは漂っている有機物が少なく、植物プランクトンなどもきわめて少ないからです。生き物たちにとって食べ物が多いようにみえないサンゴ礁が、色とりどりの魚たちをはじめとした多様な生きものたちを支え、まさに「楽園」のような世界になったのはどうしてでしょうか。
サンゴ礁の島々で、私たちの祖先は身近な素材としてサンゴやサンゴ礁の生きものたち、またサンゴに由来する石灰岩など、さまざまなものをくらしのなかに活かしてきました。 またサンゴ礁の海は、今の時代でも私たちのさまざまな文化に大きな影響をおよぼしています。ところが、サンゴというと「宝石サンゴ」を思いうかべる人のほうが多いことは、サンゴ礁やそれをつくりあげた造礁サンゴについては実はあまり知られていないということを物語っています。
近年、沖縄のサンゴ礁は、埋め立て、赤土流入、オニヒトデによる捕食、白化や病気などさまざまな理由で危機に瀕しています。森が丸裸になったように、海のなかにサンゴの墓場のような場所があっても、陸上でくらしている私たちはなかなかそれに気づくことができません。私たち沖縄県民にとってかけがいのないサンゴ礁を未来へ残すためにどうすればよいのでしょうか。それを皆で考える機会となればと願い、この展示会を企画しました。
この展示会では、造礁サンゴが体のなかに宿した藻類の力を借りて、サンゴ礁という、時には巨大な構築物をつくりあげるということを柱に、100数十点の骨格標本、精巧につくられたサンゴ礁地形模型、生きたサンゴやその仲間たちのアクアリウム、わかりやすい解説パネルや子どもたちの体験コーナーなど、さまざまな展示物を通して、造礁サンゴの生きものとしての興味深い特徴や生態系のなかでの役割、人のくらしとの関わり、造形としての面白さなど、さまざまな側面から造礁サンゴを取り上げます。さらに、沖縄のサンゴ礁の現状や保全に向けた取り組みについては、展示だけではなく、関連催事である講演会やシンポジウムでさらに詳しくお伝えします。展示会とともに、講演会やシンポジウムにもぜひ足を運んでいただければと思います。
2月5日(金)の開会式の様子はこちら。
↑企画展チラシ(表) ↑企画展チラシ(裏)
↑関連シンポジウムチラシ ↑文化講座チラシ
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