新着情報

ホーム > 博物館トップ > 新着情報 > 平成27年度 沖縄県立博物館・美術館 特別展 「琉球弧の葬墓制−風とサンゴの弔い−」

平成27年度 沖縄県立博物館・美術館 特別展 「琉球弧の葬墓制−風とサンゴの弔い−」

2015年07月31日

平成27年度 沖縄県立博物館・美術館 特別展
「琉球弧の葬墓制−風とサンゴの弔い−」

【会  期】2015年9月25日(金)〜11月23日(月・祝)
【会  場】沖縄県立博物館・美術館 博物館特別展示室・企画展示室
【休館日】月曜日(※ただし、10/12・11/23は開館、10月13日(火)は休館)
【時  間】9:00〜18:00/金・土は9:00〜20:00まで開館 ※入館は閉館30前まで
【観覧料】一般800(640)円、高校・大学生500(400)円、小中学生300(240)円
           ※( )内は前売及び20名以上の団体料金

【プレイガイド】
ミュージアムショップゆいむい(沖縄県立博物館・美術館内)、ファミリーマート各店(イープラス)、コープあぷれ、リウボウサービスカウンター、ジュンク堂書店那覇店、Booksきょうはんとよみ店・安謝店、球陽堂書房那覇メインプレイス店・西原シティ店、TSUTAYA那覇新都心店・首里店


  ※クリックすると拡大します。
    チラシ(表)        チラシ(裏)


   「琉球弧の葬墓制−風とサンゴの弔い−」  ↓↓↓TVCM




【趣 旨】
 奄美諸島から八重山諸島までの琉球弧では、その風土に根ざした独自の死生観がはぐくまれ、死者の葬り方や祀り方にも独特の文化が築かれてきました。先人たちは、亜熱帯の気候と珊瑚礁に囲まれた島の自然を利用して死者を時間をかけて骨化させ、後に洗い清めて葬り直したのです。こうした文化も火葬への転換で徐々に姿を消し、戦後しばらく続いた葬墓制は今まさに変わりつつあります。
 本展示会では、琉球弧の葬墓制について先史時代から現代まで地域や時代ごとに整理して紹介することを目的にしています。人々が協力して行ってきた葬送儀礼や洗骨等に関する資料の展示をはじめ、各地に現存する多様な墓やふだんめったに見ることができない墓室や厨子の内部等を紹介します。


【展示内容】
プロローグ
本展示の概要と葬墓制にかんする用語解説、および世界の葬法についてパネルで概観し、琉球弧の葬墓制の特色を紹介します。


第1章

発掘された考古資料や遺跡写真を通して、先史からグスク時代にかけての多様な葬墓制を紹介します。

第2章
文献史料や墓碑等の記録から、近世・近代の葬墓制を紐ときます。

第3章

地域や親類縁者の協力で死者を送っていた頃の葬送儀礼を、葬具類を組み合わせて再現展示するとともに、各地に残されていた龕(がん)等の資料と写真、映像を通して野辺送りの儀礼を紹介します。

第4章
各地の多様な墓を写真や映像で紹介するとともに、原寸大模型で墓の内部や構造、役割等を示します。また映像や各種資料を通して、風葬と洗骨儀礼を視覚的に説明します。

第5章

戦後の火葬の普及と葬送儀礼の商業化による変化など、現代社会の葬制の現状を新聞資料や公文書等で追ってみます。また、墓の継承や管理の問題や都市計画等に伴う課題を取りあげ、墓地整備の新たな動きを紹介します。

エピローグ

各市町村が行っている住民の意識調査や当館が行ったアンケート調査から、現代人の死生観をさぐり、これからの葬墓制について考える場を提供します。


【関連催事】

■展示解説会
日 時:9月26日(土) 14:00〜15:00
場 所:特別展会場

■学芸員講座
日 時:10月3日(土) 14:00〜16:00
テーマ:「洗骨儀礼について考える」(仮)
講 師:大湾ゆかり(当館学芸員)

■文化講座(1)
日 時:10月17日(土) 14:00〜16:00
場 所:博物館講堂
テーマ:「葬送儀礼の移りかわり」
講 師:崎原恒新 氏

■巡見ツアー(1)→ 受付終了
日 時:10月24日(土) 9:00〜17:00(集合8:30)
場 所:今帰仁村(百按司墓・大北墓等)と名護市の古墓巡り
定 員:20名(応募者多数の場合は、抽選)

■シンポジウム
日 時:10月31日(土) 14:00〜17:30
場 所:博物館講堂
テーマ:「琉球弧の葬墓制−その地域と時代−」
パネリスト:津波高志 氏・仲原弘哲 氏・金城善 氏・田名真之 氏・安里進 氏・片桐千亜紀 氏


■巡見ツアー(2)→ 受付終了
日 時:11月14日(土) 9:00〜12:00(集合8:30)
場 所:那覇市内(玉陵・宜野湾御殿の墓・銘苅古墓群等)の墓巡り
定 員:20名(応募者多数の場合は、抽選)


■文化講座(2)
日 時:11月21日(土) 14:00〜16:30
場 所:博物館講堂
第一部:「死者とつながる琉球弧の哭きうた(葬送歌)の世界」
講 師:酒井正子
第二部:国場の念仏エイサー「花ぐらん」
出 演:国場民俗伝統芸能保存会


※当館での講座やシンポジウムは入場無料。ただし、展示解説会は入場券が、バスツアーは旅行保険等の実費が必要です。内容を変更することもありますので、事前にお問い合わせください。


主 催:沖縄県立博物館・美術館 
後 援: 沖縄県教育委員会、沖縄民俗学会、沖縄考古学会、沖縄県地域史協議会
協 力:鹿児島大学埋蔵文化財調査室、宇検村教育委員会、瀬戸内町立図書館・郷土館、
           伊仙町歴史民俗資料館、伊是名村教育委員会、今帰仁村歴史文化センター、名護博物館、
            宜野座村立博物館、読谷村立歴史民俗資料館、北谷町教育委員会、宜野湾市立博物館、
            浦添市教育委員会、沖縄県立埋蔵文化財センター、那覇市歴史博物館、
            那覇市立壺屋焼物博物館、糸満市教育委員会、宮古島市総合博物館、
            石垣市立八重山博物館、上米次腹門中(糸満市)、ハワイ大学マノア図書館、
            (株)いなんせ典礼




【お問い合わせ】
沖縄県立博物館・美術館(代表)098-941-8200